「手技療法」ぼくのテーマ

整体の仲間とラインをしていて、「テーマ」という話題になり、ぼくのテーマを考えて書き送ったのだけど、小馬鹿にされたので、すぐ削除しておいたけど、けっこう本気で書いたので、もったいないので、こちらに転送しました。笑

「そのままに触る」これをぼくは、ずっと考えてきてる。課題として。

身体の形をそのままに触る。筋肉にしても、骨にしても、血管や神経にしても、触ることで、その形を凹ませたり、位置がずれたりしないで触る。骨は、筋肉は、他の組織も、そのままの形に接触すると本来の位置へ向かっていく。そして動きが再び始まる。ぼくは、これをテーマにしている。

昨日、きみが勉強会に行く前に言っていた、自分の中に二人がいて、自分をジャッジしていたって。それを聞いて、心もそのままに捉えることが大切なんだって思った。感情も、考えも自分から出てきたままに。抑え込んだり批判しないで、そのままで「いいんだよ」「そうだよね」って受け止めていく。そうしたら本来の自分の心の位置に戻っていく。

目の前の形に手を合わせる。

感情のままに受け止める。

それが寄り添うってこと、かな。

人が生まれて死んでいく流れの中で、身体は成長していき、老いていき、死んでいく。その最後の時まで、身体は生きようとし直ろうとしている。その動きに寄り添って、組織が本来の位置へ向かうための足場になる。それが手技療法ができること、かな。